3歳におすすめ『ぐりとぐら』|みんなで歌いたくなる絵本
3歳向けの絵本を探していると、必ず候補にあがるのが『ぐりとぐら』です。
読んでいるうちに、森のにおいや、かすてらを焼く楽しさまで伝わってくるような一冊
「かすてらを作るって、どうしてこんなにわくわくするんだろう。」
そう感じさせてくれたのが、『ぐりとぐら』でした。
■ 本の紹介
- タイトル:ぐりとぐら
- 作:なかがわりえこ
- 絵:おおむらゆりこ
- 出版社:福音館書店
- 対象年齢:3歳〜
- ページ数:28ページ
■ 今回紹介した絵本はこちら
■ 先生と子どもの会話
先生:「どの場面が好きだった?」
男の子:「たまごを見つけたところ!」
女の子:「かすてらを焼くところ!」
先生:「なんであんなに楽しいんだろうね」
男の子:「おなかすいちゃう!」
女の子:「いいにおいがしそう!」
先生:「読んでいるだけで、わくわくする絵本だよね」
■ この絵本が伝えたいこと
『ぐりとぐら』が伝えてくれるのは、
“つくる楽しさ”と“わかちあう喜び”なのかもしれません。
見つける。
考える。
つくる。
そして、みんなで食べる。
その流れのひとつひとつが、
子どもにとっては小さな冒険になります。
読み聞かせをしていると、
物語の中の出来事なのに、
まるで本当に森の中にいるような気持ちになる一冊です。
■ 読み聞かせのコツ3選
-
食べものの場面を少しゆっくり読む
においやおいしさを想像しやすくなります。 -
「次はどうなると思う?」と聞いてみる
子どもが物語に入り込みやすくなります。 -
歌うように読む
ぐりとぐらの世界の楽しさが、ぐっと伝わりやすくなります。
■ もう一度、子どもたちと
先生:「読んでいたら、おなかがすいてきたね」
男の子:「かすてら食べたい!」
女の子:「ぼくもつくる!」
先生:「今度ほんとうに焼いてみる?」
男の子:「やる!」
女の子:「大きなたまごもほしい!」
先生:「絵本の時間が、そのままおうちの時間につながるね」
■ みどころ
この絵本の魅力は、
“作ること”がそのまま楽しい物語になっているところです。
大きなたまご。
かすてらのいいにおい。
歌いながら待つ時間。
どれも派手ではないのに、
子どもの心をしっかりつかんで離しません。
■ おすすめ理由
『ぐりとぐら』は、
こんなご家庭におすすめです。
- 料理や食べものが好きな子ども
- 親子で声に出して読みたい方
- 長く愛される定番絵本を持っておきたい方
読むたびに、
“またこの場面を見たい”と思わせてくれる、
あたたかい一冊です。
■ 最後に
問い:なぜ、子どもは絵本の中の食べものにあんなに心を動かされるのだろう。
答え:それは、物語の中でつくられる時間そのものが、
おいしさになっているからなのかもしれません。
『ぐりとぐら』は、
読んだあとに少し笑顔が増えて、
少しおなかもすく。
そんな、やさしい記憶を残してくれる絵本でした。
■ 次回予告
次回は『だるまさんが』をご紹介します。
思わず体が動いてしまう、
赤ちゃんにも人気の一冊を読み聞かせの視点から見ていきます。

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