「じゅう じゅう」「ぷつぷつ」ページをめくるたびに、思わず声に出して読みたくなる。
『しろくまちゃんのほっとけーき』は、
“音を楽しむ読み聞かせ”の魅力を教えてくれる絵本でした。
■ 本の紹介
- タイトル:しろくまちゃんのほっとけーき
- 作:わかやまけん
- 出版社:こぐま社
- 対象年齢:0歳〜3歳
- ページ数:20ページ
- 価格:990円(税込)
■ 今回紹介した絵本はこちら
■ 先生と子どもの会話
先生:「どの場面が好きだった?」
男の子:「ほっとけーき焼くところ!」
女の子:「じゅうじゅうってするところ!」
先生:「音が楽しかったんだね」
男の子:「おなかすいた!」
女の子:「ぼくも食べたい!」
先生:「読んでると、本当にいいにおいがしてきそうだね」
■ この絵本が伝えたいこと
『しろくまちゃんのほっとけーき』が伝えてくれるのは、
“いっしょに作る楽しさ”なのかもしれません。
たまごを割って、
まぜて、
焼いて、
できあがる。
そのひとつひとつの流れが、
子どもにとっては小さな冒険のように感じられます。
そして何より、
「じゅう じゅう」
「ぷつぷつ」
という音のリズムが、
読み聞かせの時間をもっと楽しくしてくれます。
■ 読み聞かせのコツ3選
- 音を少し大げさに読む
「じゅう じゅう」「ぷつぷつ」をゆっくり読むと、
子どもの反応が出やすくなります。 - ページをめくる前に少し間を作る
“次はどうなるんだろう”というワクワク感が生まれます。 - 読み終わったあとに会話する
「ほっとけーき食べたいね」と話すだけでも、
絵本の時間が思い出になります。
■ もう一度、子どもたちと
先生:「読んでたらおなかすいてきたね」
男の子:「ほっとけーき食べたい!」
女の子:「ぼくもつくる!」
先生:「じゃあ今度、本当に焼いてみる?」
男の子:「やる!」
女の子:「じゅうじゅうする!」
先生:「絵本の時間が、今度は本当の思い出になるね」
■ みどころ
この絵本の魅力は、
“音”がそのまま楽しさになっているところです。
読んでいるだけなのに、
焼ける音や香りまで伝わってくるような感覚があります。
また、
シンプルで見やすい絵も、
小さな子どもが夢中になりやすい理由のひとつです。
■ おすすめ理由
『しろくまちゃんのほっとけーき』は、
こんなご家庭におすすめです。
- 親子で楽しめる絵本を探している
- 音のリズムを楽しみたい
- 読み聞かせを“会話の時間”にしたい
読むだけではなく、
“読み終わったあとも続いていく絵本”だと思います。
■ 最後に
問い:なぜ子どもは、料理の絵本に夢中になるのだろう。
答え:それは、
できあがっていく過程そのものが、
ワクワクする体験だからなのかもしれません。
まぜる。
焼ける。
できあがる。
そのひとつひとつを、
親と一緒に見つめる時間が、
子どもにとって大切な記憶になっていくのだと思います。
『しろくまちゃんのほっとけーき』は、
そんな“楽しい記憶”を作ってくれる一冊でした。
■ 次回予告
次回は『だるまさんが』をご紹介します。
思わず体を動かしたくなる、
赤ちゃんに大人気の絵本を読み聞かせの視点から見ていきます。

コメント